町内会や自治会の会計係や役員になると、毎年発生するのが「お金の管理」です。
「集めた会費や、お祭りの寄付金はどの勘定科目を使えばいいの?」「消費税って関係ある?」と頭を悩ませていませんか?
今回は、自治会・町内会の会計担当者になった方向けに、仕訳で使う勘定科目や消費税の扱い、帳簿付けの注意点をわかりやすく解説します!
町内会費の仕訳における勘定科目とその具体例
町内会・自治会の会計は、一般的な企業のように細かく分ける必要はありません。住民の方が見て「何に使ったか」がひと目でわかるよう、シンプルな科目で整理するのがコツです。
ここでは、「入ってくるお金(収入)」と「出ていくお金(支出)」に分けて、よく使う勘定科目と具体例を紹介します。
① 収入の勘定科目
| 勘定科目 | 内容・例 |
| 受取会費(会費収入) | 住民から集める毎月・毎年の通常の町内会費 |
| 受取寄付金(賛助金) | お祭りやイベントの際に、地域の企業や個人から集める協賛金・寄付金 |
| 補助金収入(助成金収入) | 市役所や区役所など、自治体から交付される運営補助金 |
| 雑収入 | 自治会館の貸出料、古紙回収の奨励金、預金の受取利息など |
② 支出の勘定科目
| 勘定科目 | 具体的な内容・例 |
| 行事費(イベント費) | 夏祭り、防災訓練、敬老会、運動会などにかかった費用全般 |
| 消耗品費 | 回覧板、印刷用紙、コピー機のトナー、ゴミ袋、文房具など |
| 印刷製本費 | 町内会報や、イベントのチラシを外部の印刷所に発注した費用 |
| 光熱水費 | 自治会館や集会所の電気代、ガス代、水道代 |
| 修繕費 | 自治会館の修理、防犯灯の球切れ交換、お祭りの用具の修理など |
| 慶弔費(接待交際費) | 住民への香典や見舞金、他団体への祝い金など |
「雑費」としてまとめてもいいの?
普段仕事で経理をしている方だと、「雑費でまとめていいのでは?」と思うかもしれません。
結論から言うと、町内会ではできるだけ「雑費」は使わずに具体的に記入するのが無難です。
町内会の決算書は、プロではなく「一般の住民」が監査・確認します。そこに「雑費」という中身の見えない科目が多いと、いらぬ誤解やトラブルを生む原因になってしまいます。
ある程度「これは
町内会費に消費税はかかる?
結論から言うと、町内会が住民から集める通常の「町内会費」や「寄付金」には、消費税はかかりません。 なぜなら、会費や寄付金は「何かサービスや商品を買った対価」として支払われるものではないからです。
ただし、例外的に消費税が関係するケースもあるため注意しましょう。
消費税がかかる可能性があるケース
自治会館のレンタル料など、住民や外部の人から「利用対価」としてお金をもらう場合、サービスの提供にあたるため消費税の対象になります。
また、お祭りで焼きそばやジュースを販売して得た利益は、商品の販売にあたるため消費税の対象になります。
とはいえ「消費税がかかる売上(課税売上)」が1,000万円を超えない限り、「免税事業者」として国に消費税を納める必要はありません。そのため、日々の帳簿付けでは一律で消費税なしとして計算して問題ないケースがほとんどです。
町内会費の帳簿における注意点
町内会の会計で最も大切なのは、「透明性」と「誰が見てもわかること」です。客観的に見て納得感のある記述と証拠の保管を心がけましょう。
① 領収書やレシートは必ず保管する
「100円のボールペン1本」であっても、支払いを証明するレシートは必ず保管してください。
出金伝票やレシートがない支出は、住民から「不正流用ではないか」と疑われる原因になります。ノートやファイルに日付順でしっかり貼り付けておきましょう。
電子帳簿保存法に基づき、スキャンデータでの保存でも問題ありません。むしろ保管場所に困らず、引継ぎもスムーズなのでおすすめです。
参考:https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/index.htm
② 領収書が出ない支出は「出金伝票」を作る
お祭りのご祝儀や、お通夜の香典など、相手から領収書をもらえない支払いもあります。その場合は、市販の「出金伝票」に以下の内容を記入し、領収書の代わりに保管します。
- 支払った日付
- 支払った金額
- 支払先(〇〇様、〇〇町内会など)
- 理由(〇〇祭ご祝儀、〇〇様お香典など)
③ 「通帳の残高」と「帳簿の残高」を毎月合わせる
町内会の口座にある実際の残高と、帳簿上の計算上の残高が一致しているか、最低でも月に1回は確認しましょう。数ヶ月放置すると、万が一計算がズレていたときに原因を突き止めるのが非常に難しくなります。
まとめ

町内会の会計業務は、一般的な企業の経理とは少し目的が異なります。利益を追求するのではなく、「住民の皆さんから集めた大切な会費を、何にいくら使ったか」を誰にでもわかるように開示することが一番の目的です。
- 具体的な勘定科目で記入
- 消費税は原則としてかからない
- レシートの電子保管も問題ない
この3つのポイントを意識するだけで、年度末の総会や監査のときにも、自信を持って「クリアな会計報告」ができるようになりますよ。
仕訳を経て「もっと予算や時間を効率よく使いたい…」という町内会役員の方は、まずは回覧板の電子化から始めてみませんか?
業界最安クラスの「ビヨンド通知」は、月額500円/拠点で利用できるため、紙やインクの購入の手間・費用を抑えて回覧板の運用が可能です。
受信者はメール・アプリ・LINEなど好きな通知方法が選べるため、「ポスト見ないから回覧板に気づかなかった」という事態も避けられますし、「LINEはプライバシーの観点から教えたくない」という方でも安心して使うことができます。
弊社からの営業連絡は一切行っていないため、まずはお気軽にお試しください!
初年度中は完全無料で機能制限なくたっぷりお試しいただけます。
\今年度中は無料!お気軽に/





